2009年 12月 06日
今いちばんのBritish Aritistの注目株が揃うBritish Anthems vol.8に行ってきた。週に3回のコーストだけど、ぜんぶ客層が違うわ。 のんびり到着して、まずは1杯目を持ってBar SpaceのBritish Pavilionへ。 今年のサマソニで、マリン外周にあったDJブースでは訪れるたびツボな選曲だったので、時間が余っては行っていたのだ。後から調べたら、British Pavilionで主催していたブースだった。思い返してみれば、以前来たBritish Anthemsでのフロア外の選曲がとてもよかった印象があって、同じポイントをずっと押され続けていたことにやっと気付いた。 今回も暇があればその辺りをフラフラ。MUSE、OASIS、MIKA、Stones、KULA SHAKER、Blur、the Kinks、ting tings、などなど。いい音楽がたくさん。 ライブも見たよ。 JAMUS YUILL たまたまこの前日に店頭でCDを試聴したら一発でもっていかれた。一人で全部やっちゃうマルチプレイヤーで、ダンサブルなフォークトロニカが気持いい。いろいろな打ち込み系機材を操りながら、アコースティックギターをかきならす背の高い理系青年風なたたずまいと、フロアを気持ちよく踊らせるのが微妙にミスマッチで興味深い。曲が終わると客席がシーンとなってしまうのに戸惑っていたようだけど、そんなMCも含めて人柄のよさが出ていてえらく好印象。 BOMBAY BICYCLE CLUB うまくブリットポップを通過した、中毒性のあるインディーロックバンド。若気の至りとかやんちゃさよりも、クラスでは地味目だけど味のあるいいやつ、みたいな。わからないたとえだな。平均年齢19歳とは思えない趣味の良さがうかがえるんだわ。緊張のためかニヤニヤ笑いしちゃってる辺りとか、ちょっとたどたどしいMCは端々に若さを物語っている気がするんだけど、びっくりするほど演奏がうまかった。ラストはシングルカットの"Always Like This"で、この曲のみGtとBaが入れ替わって、そのほかの曲にはなかったトラック音と一緒に演奏していたんだけど、その後数日脳内ループだった。 いやー、いいライブだった。 PATRIC WOLF こちらも一人でプロデュースまでこなすマルチクリエイター。エレクトロサウンドをとりいれつつ、ストリングスで広がりを感じさせるグラムロック。ビジュアル面のこだわりもある人で、期待を裏切らない、むしろ上を行く衣装だった。体前面の黒いユニオンジャックがすごいなー。(British Anthemsのオフィシャルレポートにphotoも載ってるよ) キーボード弾き、ビオラを奏で、歌いながらステージを動き回り、エンターテイナーっぷりを堪能させてもらった。 Quattro 外ではトラックをステージにしたTequila69が開催されていて、ブリティッシュの香りがする邦人アーティストがライブをしていた。そのトリが名前の通り4人編成のガレージロックに強く影響を受けていると思われるQuattro。とはいいつつ、R&B、カントリーやアイリッシュロックのいいとこ取り、でも芯の通ったロックバンドでかっこよかった。特にギターが鳴ってるのが。 いい音楽がたくさん聞けて満足なイベントだった。(あとはもっと英語の理解力さえあれば。。) --------- British Anthems official site
by kyuuuu
| 2009-12-06 23:59
| Rock and Roll
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